2021年6月10日木曜日

健康状態の目安となる筋力は?



からだの筋力の状態を把握するのに、どの動作に関わる筋力が評価されているかご存じでしょうか。


上肢では握力、下肢では膝の伸展筋力(膝を伸ばす動作の筋力)の値が用いられている場合が多いようです。


握力は全身の筋力を表すものとしても評価されており、転倒や骨折などのリスクとも強く関連しています。


膝の伸展筋力は、歩行や立ち上がり動作、階段昇段の能力と関係があるとされています。


ケガなどで筋力が損なわれた場合や、高齢の方の健康管理に用いられることの多い指標ですが、健康状態のひとつの目安として知っておかれてもいいのではないかと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

握力はからだの情報を映しだすモニター

握力は全身の筋力の状態を反映するものとして、デイケアなどの高齢者施設では、利用者の方の健康管理の指標に日常的に使われています。 握力については、そのほかにも、身体の機能や状態との関連を示す報告がなされています。 握力の低下とともに、心血管リスク、...