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2021年8月16日月曜日

メタボリックシンドロームと運動、睡眠への影響について

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満に脂質代謝異常、高血圧、高血糖のうち2つ以上当てはまる状態のことです。



そのままにしておくと、動脈硬化などのリスクが高くなってしまいます。



メタボリックシンドロームの改善には運動がすすめられており、1週間に10メッツ・時(10エクササイズ)以上の有酸素運動が推奨されています。



有酸素運動は酸素を取り込みながら行う運動で、主に体内の糖質、脂肪を燃焼させるものです。



有酸素運動で手軽にできるのは「速歩き」があり、そのほか水泳、自転車エルゴメーターなどがあげられます。



単位に使われている用語を説明しますと、「メッツ(METS)」は、安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するか活動の強度を示すものです。



「メッツ・時」は、その強度の運動に時間をかけたもので「エクササイズ」という単位で表されます。



(厚生労働省 「e-ヘルスネット」より) 



1エクササイズは速歩きでは15分に相当し、ランニング、水泳(クロール)では7~8分に相当します。



つまり、速歩きの場合、1日15分×2回=30分(2エクササイズ)を週5日実施すると、10エクササイズということになります。



(会津若松市ホームページより)



さて、生活習慣病の元凶となるメタボリックシンドロームですが、睡眠にも影響があるとの報告※があります。



なかでも血圧の高さと睡眠障害の関連が指摘されているようです。



メタボリックシンドロームの兆候があるという方はもちろん、同時に睡眠にも何らかの問題を抱えているという方は、ぜひ有酸素運動を実践してみてください。



※「Sleep quality and the metabolic syndrome: the role of sleep duration and lifestyle」 Arthur Eumann Mesas 1, Pilar Guallar-Castillon, Esther Lopez-Garcia, Luz Maria Leon-Munoz, Auxiliadora Graciani, Jose Ramon Banegas, Fernando Rodriguez-Artalejo

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