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2021年6月18日金曜日

ストレッチの適切な時間は?

ストレッチは、筋、腱などの収縮性の組織を伸ばし、けが予防、コンディションの維持などに用いられるものです。



健康法のひとつとして、日常的に実施しているという方も多いと思います。



効果をあげるには、息を止めない、ストレッチする筋をイメージする、過度な伸張を行わない、などがあげられますが、では、最適なストレッチの時間はどのくらいなのでしょうか。



頸部に慢性の筋筋膜性疼痛を持つ患者に対してストレッチを実施したケースでは、頸部の神経への影響が少なく、効果を最大限にもたらすストレッチの時間は30秒だった(15秒、60秒との比較)との報告※があります。



パソコン操作で首がこってる、というような場合に行うストレッチの時間の目安としてみてはいかがでしょうか。



※「Optimal duration of stretching exercise in patients with chronic myofascial pain syndrome: a randomized controlled trial [with consumer summary]」 Mansoori SS, Moustafa IM, Ahbouch A, Harrison DE

2021年6月3日木曜日

ストレッチの効果が出るのはいつごろから?

 


オフィスワークなどで首が痛くなった、というときの対処法としてストレッチがあります。


インターネット上や書籍には、そういったケースに対応したストレッチの種類がたくさん紹介されていますので、首の痛み、ひどいコリを経験された方は、一度は試されたこともあるかと思います。


多くは、肩周囲の筋肉や、頸を回す、曲げる、伸ばす、横に倒すなどの動作に関わる筋肉をストレッチするものです。


ただ、それを継続して実践し続けた方は少ないのではないでしょうか。


では、どの位続けたら効果があらわれるのか。


研究※によると、オフィスワークによる頸部痛を抱えた人に対してストレッチを実践してもらったところ、週に5日、1日2回、4週間継続したグループで効果がみられたとのこと。


健康食品のCMではありませんが、まずは4週間、続けてみることが大事なようです。


ストレッチ実践中に過度な違和感、痛みを感じる場合は、医療機関にご相談を。


※「The effectiveness of a neck and shoulder stretching exercise program among office workers with neck pain: a randomized controlled trial [with consumer summary] (Clinical Rehabilitation 2016 Jan)

Tunwattanapong P, Kongkasuwan R, Kuptniratsaikul V

握力はからだの情報を映しだすモニター

握力は全身の筋力の状態を反映するものとして、デイケアなどの高齢者施設では、利用者の方の健康管理の指標に日常的に使われています。 握力については、そのほかにも、身体の機能や状態との関連を示す報告がなされています。 握力の低下とともに、心血管リスク、...