長年の生活習慣や、職場での仕事内容、作業環境により、身体に慢性の痛みを抱えている方は多いと思います。
そのような方に対しては生活環境、労働環境の改善がまず第一に検討されるべきかと思います。
また、日々の体のケアとしては、ストレッチやマッサージなどで対応している場合が多いかと思います。
ここで、ケアのもう一つの手段としてあげたいのが筋力トレーニングです。
筋力トレーニングには、作業動作が楽になる、筋肉量が増えることで骨格を支え姿勢悪化を防ぐ、基礎代謝をあげ血行をよくするといった効果があります。
それに加え、慢性痛が軽減する、疲れにくくなるといった効果も期待できます。<
作業系の労働を行い、慢性痛のある人に筋力トレーニングを10週間実施したところ、上肢の慢性の痛みが軽減し、疲労耐性が向上したとの報告※もあります。
もちろん痛みを抱えながらのトレーニングですので、負荷や姿勢など気を付けなければならない点はあると思います。
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ただ、痛みのみにとらわれて通常のケアだけの方向に向かうのではなく、筋力トレーニングという積極的なケアも取り入れたほうが、よりよい身体のコンディションの獲得につながるということが言えるかと思います。
※「Strength training improves fatigue resistance and self-rated health in workers with chronic pain: a randomized controlled trial」
Sundstrup E, Jakobsen MD, Brandt M, Jay K, Aagaard P, Andersen LL
BioMed Research International 2016;(4137918):Epub

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