オフィスワークなどで首が痛くなった、というときの対処法としてストレッチがあります。
インターネット上や書籍には、そういったケースに対応したストレッチの種類がたくさん紹介されていますので、首の痛み、ひどいコリを経験された方は、一度は試されたこともあるかと思います。
多くは、肩周囲の筋肉や、頸を回す、曲げる、伸ばす、横に倒すなどの動作に関わる筋肉をストレッチするものです。
ただ、それを継続して実践し続けた方は少ないのではないでしょうか。
では、どの位続けたら効果があらわれるのか。
研究※によると、オフィスワークによる頸部痛を抱えた人に対してストレッチを実践してもらったところ、週に5日、1日2回、4週間継続したグループで効果がみられたとのこと。
健康食品のCMではありませんが、まずは4週間、続けてみることが大事なようです。
ストレッチ実践中に過度な違和感、痛みを感じる場合は、医療機関にご相談を。
※「The effectiveness of a neck and shoulder stretching exercise program among office workers with neck pain: a randomized controlled trial [with consumer summary] (Clinical Rehabilitation 2016 Jan)」
Tunwattanapong P, Kongkasuwan R, Kuptniratsaikul V
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